音楽だけ小さく。Windows 11でアプリごとの音量を調整する

APP VOLUME。丸型銀縁サングラスとヘッドホンのパグが、左右2本の短い前足で小さなミキサーを操作するドット絵。

音楽を流しながら動画を見たいのに、音楽の方が大きくて聞き取りにくい。そんなとき、PC全体の音量を下げると、聞きたい動画の音まで小さくなってしまいます。

同じ出力先に、二つの音
音楽アプリ
動画のアプリ
同じヘッドホンで聴く
別々のアプリから音を出す状況の模式図です。どちらの音を変えるか、先に分けて考えます。

Windows 11では、音量ミキサーでアプリごとの音量を確かめられます。今回は、別々のアプリで音楽と動画を再生している例で、全体の音量とアプリの音量を分けて調整します。

まず、音を出しているアプリを確かめる

音楽は音楽アプリ、動画はブラウザーなど、どのアプリから音が出ているかを見ます。同じブラウザーの中で複数のページを開いている場合は、タブ一つだけの調整と、アプリごとの調整を同じものとして考えないようにしましょう。

まずは音楽を再生しているアプリを一つ対象にします。すでに使っている、内容の分かる音源で確かめると、どの音が変わったかを聞き分けやすくなります。

音量ミキサーで、一つのアプリを調整する

「スタート」→「設定」→「システム」→「サウンド」を開き、「音量ミキサー」へ進みます。Microsoftの公式資料では「ボリューム ミキサー」と表記されています。[1][2]

「アプリ」の中で、音楽を再生しているアプリを探します。そのアプリの音量スライダーを少し下げ、再生中の音がどう変わるか確かめます。動画の側も聞きながら、必要なバランスへ近づけてください。

一度にいくつもの項目を変えるより、対象を一つ決めて少しずつ調整すると、何が効いたかを追いやすくなります。表示されるアプリや項目は環境で異なるため、一覧に見当たらない場合も、無関係なアプリの設定までまとめて変えず、対象と再生状態を確かめましょう。

音楽のアプリだけ下げる
調整前調整後
音楽
動画
音楽
動画

音楽だけ変更、動画はそのまま

全体音量は変えずに比較
別々のアプリを調整する模式例です。実際の設定画面ではなく、つまみ位置は推奨値や音量比率を示しません。

聞こえないときは、音量以外も見る

特定のアプリだけ聞こえない場合は、そのアプリがミュートになっていないかを確認します。システム側とアプリ側の音量を、それぞれ見ることも大切です。[1][2]

次に、対象アプリの出力デバイスを確認します。アプリは、システムの既定とは異なる出力先を使えるため、思っていたヘッドホンとは別の機器へ音が出ている場合があります。[1]

ここでは、音量・ミュート・出力先を切り分けるところまでにします。音が出ない原因を、すべて音量の問題と決めつけないことも大切です。

アプリ内の音量とは、分けて確かめる

動画プレーヤーなど、アプリの中にも音量を変える場所がある場合があります。[3] Windows側を変えたのか、プレーヤー側を変えたのかを分けて見ておくと、次に音量が違うと感じたときの確認点になります。

とくに同じブラウザーで音楽と動画を開いているなら、まず各ページのプレーヤーに音量調整があるかを確かめてください。この記事の「音楽だけ」は、曲やタブを自動で識別する意味ではなく、音を出すアプリを選んで調整する使い方です。

全体を動かす前に、対象を一つ選ぶ

「全部が大きい」のか、「一つのアプリだけ大きい」のか。先にここを分けると、触る場所を選びやすくなります。アプリ単位で調整した後は、実際に聞きたい組み合わせで再生して確かめましょう。

画面の置き方だけでなく、音も作業内容に合わせて整えられます。使いやすい数値は環境や音源で変わるので、同じ設定値を正解にせず、自分の組み合わせで確かめてみてください。

どの音を、どこで見るか
全部が大きいPC全体の音量を見る
一つだけ大きい対象アプリの音量
一つだけ無音ミュート・出力先
確認する場所の目安です。音が出ない原因を断定する図ではありません。

参照した公式資料

2026年10月24日確認。Windows 11向けの説明です。表示や項目は利用環境・アプリにより異なる場合があります。

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