画面全部を送る前に。Windowsで必要な部分だけ切り取る

SCREEN SNIP。丸型銀縁サングラスのパグが必要部分を選ぶドット絵。

画面を見せながら相談したいとき、スクリーンショットは便利です。ただ、画面全体をそのまま送ると、見てほしい場所が小さくなったり、関係のない情報まで入ったりすることがあります。

Windows 11なら、Snipping Toolを使って四角い範囲を選び、必要な部分を画像にできます。まずは公開してよい内容で、切り取りから保存後の確認までを一度試してみましょう。

目次

1.見せたい場所と、必要な手がかりを決める

最初に、相手に何を確かめてほしいかを考えます。たとえば「設定項目の場所が分からない」という相談なら、その項目だけでなく、どの設定画面か分かる見出しも入れると説明しやすくなります。

小さく切ることだけが目的ではありません。必要な文字や前後関係が読める範囲を残し、無関係なウインドウや通知は入れない。その二つを一緒に考えます。

練習なら、メモ帳に「表示の確認用です」と入力した画面など、内容を把握しているものが使えます。この文は説明用の例です。実際の顧客情報や、他人のメッセージを練習用に使う必要はありません。

画面全体から、伝えたい部分へ

必要な手がかりを残して選び、切り取った後の画像でもう一度確かめます。

① 画面を見る

見せたい項目と、画面の見出しを確かめる。

② 範囲を選ぶ

四角形で、必要な範囲を囲む。

③ 切り抜いた画像

周辺を外し、必要な文字が残ったか見る。

④ 送付前に確認
文字は欠けていない?余計な情報はない?見てほしい所は伝わる?

実際に添付・共有する画像を確認する。

見え方と手順を説明する模式図です。実際の画面や、画像の切り取り結果を表示したものではありません。

2.Windows+Shift+Sで、四角い範囲を選ぶ

見せたい画面を表示してから、Windowsキー+Shift+Sを押します。切り取りの選択画面が出たら、四角形のモードを選びます。表示名やボタンの位置は、アプリの版や言語によって異なる場合があります。

マウスで開始位置から終わりの位置までドラッグし、残したい範囲を囲みます。MicrosoftのSnipping Toolの案内で、ショートカットと四角形の切り取りが説明されています。今回は静止画像を扱い、画面録画とは分けます。

切り取った画像はクリップボードへコピーされます。通知が表示されたら選び、Snipping Toolで画像を開いて確認できます。通知を見逃した場合などは、スタートからSnipping Toolを開き直し、「新規」から取り直す方法もあります。

3.撮れた画像を確認し、名前を付けて保存する

切り取れたら、すぐ送らず、画像の中を見てみましょう。必要な文字が端で欠けていないか、残した見出しで場面が分かるかを確認します。余計な情報が入ったときは、範囲を見直して撮り直すのも一つの方法です。

現行のSnipping Toolには自動保存の案内がありますが、保存動作や保存先は設定で変わります。今回使う画像を自分で確かめたいときは、「名前を付けて保存」で場所とファイル名を選び、保存した画像を開いて確認しましょう。

たとえば「表示確認_20261022.png」のように、何の画像か分かる名前を付けます。これはこの記事での一例です。チームや相手に命名ルールがあるなら、そのルールに合わせてください。クリップボードへコピーされたことと、必要な場所にファイルが保存できたことは別に確認します。

相手へ渡す画像で、写っている範囲をもう一度見る

最後は、実際に添付・共有する画像で確認します。アカウント名、別の案件の情報、通知など、今回見せる必要のないものが入っていないでしょうか。切り取り範囲の内側にも、見せたくない情報が残ることはあります。

相手に伝えるときは、「右側の項目について確認したいです」など、見てほしい場所をひと言添えると、画像だけより意図を合わせやすくなります。元の資料を編集してほしい場合は、画像にしたものだけで十分か、編集可能なファイルも必要かを分けて考えましょう。

ファイル名や渡す版をそろえる工夫は、修正版のファイルを分かりやすく渡す記事でも紹介しています。

画面全体を送る前に、必要な手がかりを残して範囲を選ぶ。保存した画像を見直し、どこを見てほしいかを添える。まずは、この一往復を試してみてください。

「コピーできた」と「保存できた」は別

切り取った画像
クリップボード

その場で貼り付ける

貼り付け先の画像を確認。

保存ファイル

名前と保存先を選ぶ

保存した画像を開いて確認。

どちらも、最後は実際に相手へ渡す画像で、文字・範囲・写り込みを見直します。

コピーとファイル保存の違いを説明する整理図です。アプリの版や設定で、自動保存の動作・保存先は異なります。

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